SKユニバース小説群(全作品一覧)
SKユニバース、小説群のご紹介
(執筆順です)
※SKUとは、S(ススム)とK(コウイチ、またはカリン)の世界観
執筆者:ふし文人
・ジャズフェス(未発表)
アメリカ留学から帰国した傷心のススムは、地元で開催されるジャズフェスがあることを知る。SKU最初の作品
帰国し地元大阪にいるススムは、ツレのコウイチとオートバイに乗っていた。音楽をするのか、上京するのか迷いながら。彼女の菜穂、その妹で車イスのミドリ。彼らを包む爽やかな青春小説
先に上京したコウイチが亡くなり、後を追うように東京に出たススム。地元で過ごしていた日々、元カノのあっこ、その妹の友紀を含む複雑な輪が回る悲しき狂想曲
・牛乳はいたつのワルツ (WEB連載予定)
ススムやコウイチとバンドを組んでたハリオの日記。彼はボストンでピアノを勉強し帰国した後、大阪で牛乳配達のバイトを始め、そこでススムと出会う
アメリカ留学時代のススムの物語。ニューオリンズに住んでいたススムは、ヨウコやタイキ、またカノジョとともにオーデュボン動物園を襲撃する
東京に上京し数年たち、ススムは耳の悪い歩と結婚する。ただ過去の女を忘れられずにいるうち、昔馴染みのヨウコとも再会。光ヶ丘公園の謎に迫ることとなる
・青髪ムーンウォーカー(出版予定?)
ハリオは鈴木町子と結婚し、子どももできていた。東京にある平和の森公園の近くに住んでいるある日、なんと公園の地下に刑務所があり、そこから地獄を巡ることになる
・夜の終わりはムーンリバー(未発表)
ケムは、ハリオの親友でダンサー。目の悪いカリンと出会って変化する。二人が結婚するまでを、両者の視点で描いてゆく意欲作
シリーズのスピンオフ作品。京都時代の鈴木町子。夜の植物園を訪れたり、サムライと出会ったり、鬼に追いかけられたり。不思議な能力を発揮する町子を描く
・台所とブルームーン(未発表)
死んだコウイチ、そして彼とつき合っていた鈴木町子。二人の視点で進行する物語を、コウイチが死ぬまで描いてゆく上京物語
・はりぼてハリオと月とシンフォニック(未発表)
上京してからのハリオの日記。音楽で食べてゆくもままならず、再びススムとユニットを組み、姉のバーでピアノ演奏。最後は鈴木町子にプロポーズする
・ちびっこのムーンサルト、世界はグラグラする(未発表)
上京したススムは東京の屋上広場でバイトし、悶々と暮らしてる。一方ダンサーのケム、目の悪いカリンも…三人の視点で描かれる実験的な作品
・ひるの町子のアラベスク(未発表)
鈴木町子のスピンオフ作品。京都の予備校に通っていた頃、町子は妄想に耽っていた。そのうち鴨川にいた河童を助け、龍宮城に連れていかれることになる
・さらば愛しのムーンライトソナタ(未発表)
音楽雑誌の編集者である広尾孟紀は、夏フェスの取材準備をしている。彼はススムや亡きコウイチ、または鈴木町子など若きミュージシャンを応援していた。しかし家庭はうまくいかず、ヨウコとも不倫もしている。かつて息子を亡くした痛みを抱えたまま
・うちだけのペーパームーン(未発表)
鈴木町子のスピンオフ、SKUラスト作品。ハリオと結婚し、マコという娘もいる町子。ある日亡きコウイチの墓参りに行くが、そこから地獄(または天国)に迷いこんでしまう
・美術館襲撃とニュームーン(未発表)
ハリオの視点で描かれる美術館襲撃(動物園、植物園と続く三つめの襲撃)。ススムとオートバイに乗っているハリオは、流れのまま美術館を襲撃するはめになる
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